種苗生産のための微細藻類培養

餌料としての微細藻類を、安全に効率的に生産

孵化場では、豊富な量のクリーンな微細藻類を絶えず確保することが、種苗の生産能力に直結します。

オンサイト生産のために開発されたフォトバイオリアクターで、孵化場の微細藻類の培養を自動化しましょう。

 

微細藻類の培養力が、種苗生産能力に直結

充分な微細藻類を絶えず確保できなければ、幼生、稚貝、稚魚は飢え、死亡率が高まり、品質が下がる恐れがあります。種苗生産者は、この課題から生じる損失に加え、培養に関わるコストを考えなくてはなりません。

従来の低密度の培養方法では、多くのタンクを設置する広い床面積が必要でした。さらに、タンクの数の分、充填、接種、水抜き、洗浄を繰り返すための労働力が必要です。

何よりも、絶えず異物混入、汚染のリスクにさらされ、問題が起きたときの種苗生産への影響は重大です。

 

汚染された藻類のコスト

藻類培養に問題があれば、収益に大きな影響を及ぼします。

  • 汚染により培養が崩壊すれば、餌料不足により、幼生、稚貝、稚魚の品質低下、死亡率の上昇。
  • 藻類培養中の病原体による死亡率の上昇、コホート全滅。
  • 初期の感染から稚貝、稚魚が生き残っても、成長率が低いことが多い。品質と収量が低下し、孵化場の収益悪化につながる。

フォトバイオリアクターで
微細藻類の生産が簡単に

Industrial Plankton社のコンパクトなフォトバイオリアクターは、現場でクリーンな微細藻類を連続で培養することが簡単になります。

洗浄や収穫などの日常業務が自動化され、孵化場スタッフの作業が楽になると同時に、信頼性が向上し運営費が削減されます。

コンパクトな培養装置

従来のバッチ培養は、低密度であり、広い床面積が必要です。また、多くのタンクを洗浄、接種、収穫、メインテナンスを繰り返すため、労働が発生します。

Industrial Planktonのフォトバイオリアクターであれば、高密度の連続培養により、床面積、労働力、取水を著しく削減します。

BR1250Lフォトバイオリアクターの連続培養量

= 75,000Lのバッチ培養量 (5,000L x 15タンク)

= 12,000Lのバッグ連続培養量(400L x 30バッグ)

 

生物的安全性を確保して連続培養

Industrial Plankton社の密閉型フォトバイオリアクターは、CIP (定置洗浄)システムを装備。洗浄、殺菌を自動化して、タンク洗浄の面倒な作業からスタッフを解放します。 

洗浄された密閉型リアクターには、マイクロフィルターを経由して、取水やCO2、栄養素が投入されます。外部からの汚染のリスクを抑え、接種以降の藻類の健康を確保します。この環境であれば、一度の接種で6週間から3カ月も培養を連続させることが可能です。

 

 

 

Industrial Plankton社

フォトバイオリアクター

PBR1250L

微細藻類

フォトバイオリアクター

PBR2500L

デュアル微細藻類

フォトバイオリアクター

PBR1250L

研究開発用 微細藻類

フォトバイオリアクター

SBR

海藻バイオリアクター

 

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